鉛筆に未来を託す~「崖の上のポニョ」舞台挨拶

宮崎駿監督の4年ぶりの新作映画「崖の上のポニョ」が7月19日に全国481スクリーンで公開された。海に棲むさかなの子・ポニョと人間の5歳の男の子宗介を主人公とした作品で、少年と少女、愛と責任、海と生命を宮崎監督がためらわずに描いた愛の物語だ。


画公開初日に東京都内で監督、キャストが舞台挨拶と記者会見を行った。登壇者は宮崎駿監督、ポニョ役の奈良柚莉愛、宗介役の土井洋輝、宗介の母リサ役の山
口智子、宗介の父耕一役の長嶋一茂、ポニョの母グランマンマーレ役の天海祐希、ポニョの父フジモト役の所ジョージ、婦人役の柊瑠美ら8人。以下、登壇者の
コメントを紹介する。
宮崎「鉛筆で映画を作ろうと、改めて仕切り直した作品です。鉛筆でアニメーションを作るというところに自分たちの唯一の生き
残る道がある。皆が鉛筆を手放しはじめているので、自分たちだけでも握りしめていこうと思っています。これが今後どのように発展していくのかはわかりませ
んが、実は日本のアニメーションはほとんどシャープペンシルなどで描かれていますよね。もう一度鉛筆を取り戻そうということで、この映画を作りました。こ
の映画が皆さんにどのように受け入れられていくのかが、自分たちの未来に繋がっていることだと思います。」

山口「この映画で私が一番印象
に残っているシーンは、ポニョが恋する宗介のもとに荒波を起こして突進していくところです。会いたいという気持ちで大波を起こして突っ走っていく女の本質
のような、大波の荒れ狂うシーンが大好きでした。会いたいなとか、好きだなという気持ちに素直に身を任せて突進するっていいなと改めて思いました」


嶋「昨今の子供社会では色々な問題が起きていて、その中で大人たちが子供を守ったり、救ったりしなければいけない時代が来ています。ポニョは子供たちに笑
顔を、勇気を与えるパワーがある。日本の子供たちだけでなく、世界の子供たちにも勇気を与える素晴らしい映画に私自身、参加させていただき、本当にうれし
く思っています。」

天海「宮崎作品は私も大好きで、いつかこんなチャンスがあったら本当にうれしいなと思っていたので夢のような出来事で
した。その中で監督や皆さんの思うようにアフレコできるのかなとドキドキしながら現場へ行ったら、第一声が“もっと色っぽくお願いします”と言われて“そ
んなアタシに一番難しいことをー”と思ったのですが、一生懸命やらせていただきました。」

所「この作品を観た後に、より優しい人になれる
のではないかなと思います。大人になると、色々な整合性を求めたりするのだけど、その自分が“ああ、これはだいぶ私は汚い人間になっているな”と反省点が
ありますので、そんな感じで大人は観たらいいと思います。これを観て純粋に“ああ、いいな”と思える人は綺麗な方だと思いました。」

奈良「一番好きなセリフは“宗介、大好き”というセリフです。この映画はみんなでいっしょに観たら、どんどん楽しくなるので、みんなといっしょに観てほしいです」

土井「宗介君は僕の目標です。なぜなら優しくて勇気があってなんでも一生懸命やる行動力のある男の子だからです。」

柊「7年ぶりにジブリ作品に呼んでいただいて、自分は幸せ者だなと思いました。」

公式HP
崖の上のポニョ
http://www.ghibli.jp/ponyo/

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鉛筆に未来を託す~「崖の上のポニョ」舞台挨拶」への1件のフィードバック

  1. 和它差不多時間上映的押井守作品《空中殺手》好像沒什麽消息,難道宮崎駿的魔力真的這么大?

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