[轉引]チベット弾圧を見て久しぶに考えました

チベットでの中国軍による弾圧がついに世界のメディアに一斉に流された。かつてこのブログで「セブン・イヤーズ・イン・チベットを見て
という映画評を書き、チベットに対する共産中国の悪逆非道な侵略ぶりに「ファッキンシーーーーット!」という内容の四文字言葉を、およそ5分間に渡ってト
イレの中で叫び続けた私ではあったが、今回あらためて、地元の人々がただ独立を叫んだだけで銃殺されるという、中国のあまりにもファッショな国家ぶりに、

「お前らに五輪開催の資格などないわ!」

と憤ると同時に、50年近くも異民族に占領され続けているチベットの人々の哀しすぎる歴史に実に痛ましさを感じた。いったいなぜチベットは占領されなければなかったのか?

チベット高原主な理由は、その地理にあるのだろう。チベット高原
いう名のとおり、中国大陸に対して高地にあるチベットは、革命を起こして意気あがる共産政権の連中にとって軍事的にぜひとも確保しなければならない土地
だった。高地を敵に取られれば不利になる、というのは軍事の鉄則である。もしここに敵国のミサイル基地でも置かれでもしたら、全中国大陸はその射程距離に
はいってしまうからだ。そんな危険を共産中国が見逃すはずは無い。かくして西をソ連邦の中央アジア、南に中国の永遠のライバルのインドに挟まれたチベットは、その軍事力の弱さを狙った中国によって必死の抵抗もむなしく、強制的に共産中国に編入させられてしまった。その後、中国による同化政策が始まり、漢民族の大量移住、チベット民族の他省への分散、断種を含めた民族浄化政策
によって、チベット人は数を減らされ、民族の絶滅の危機に立たされた。そんな中国政府の横暴に何度もチベット人は立ち上がったのだが、その都度解放軍に鎮
圧された。そして今回の暴動。デジカメやインターネットの発達、また奇しくも中国政府が観光資源の増収を狙って建設したチベット鉄道の利便性のおかげで、多くの旅行者やメディアによってチベット人の怒りが世界中に広く知れ渡ることとなった。

 

中国要人
輪開催を目の前にした中国にとってこうした動乱は望ましいわけもなく、必死で事態の沈静化を計ろうとするが、茶の間に流される映像を見て久しぶりに血液が
沸騰したこの私に、そんなチンケな報道官ののたまう言い訳など通用するはずが無い。幾度と無く繰り返される中国政府要人のうさんくさい嘘にいい加減うんざ
りしていた私は、

 

「もういい。死ね」

 

と、デスノートに静かにヤツラの名前を一人づつ書き加えていったのである。

 

今回の暴動で世界各地からデモが起こり、北京五輪を辞退する可能性を示唆する国家(フランス・台湾)もでてきているようだ。選手の中にもそうした流れは広がっており、すでに数人が出場辞退を申し出たと聞く。

 

町村官房長官そんな中、我が日本の態度はどうなのか?町村官房長官「憂慮する」などとぬるいことを抜かしており、福田首相も「そうですねえ」
ようわからんコメントをゴモゴモ呟いている。結局のところお前ら、中国で商売してる企業や団体の圧力受けて参加するんやろうがコラァ!!と青筋立ててキー
ボードの上で叫んでも、所詮一個人では仕方あるまい。せいぜい「福田のハゲ」と公衆トイレに赤ペンで落書きするか、「090-584*-245* いつで
も電話してね待ってまーす 町村町子」といたずら書きするのが関の山なのだ。

 

では一方の雄、民主党はどうなのか?トップの小沢はどう反応しているのか?

 

小沢&福田小沢党首
この暴動に関して何らかのコメントを残しているのを、残念ながら私はまだ見たことも聞いたことも無い。もしかしたら何か言っているのかもしれないし、私が
たまたま知らないだけという可能性もある。だが過去の小沢氏の言動を振り返ってみると、この人が中国に対して強気の発言を出来る可能性は低そうに思える。
去年さっそうと民主党議員団を率いて中国を訪問したことや、もともとの出身が親中派の田中角栄の派閥出身だということを考えると、なんか中国のやることに
は黙ってそうな雰囲気が濃厚にするからだ。

小沢氏ついでだが、少し前にこの人が「アフガニスタンに派兵すれば国際貢献できる」とと大仏顔でのたまわっておられたことを思い出す。思い起こせば、私的にはそんなものは

「ファーーーック!」

であった。憲法で防衛以外の戦闘を禁じられている自衛隊にアフガニスタンで一体何ができるというのか?

弾運びか?土嚢積みか?交通整理か?またイラクのサマワみたいに陸上自衛隊がオランダ軍に守ってもらうというのか?

そんなヘタレな軍隊なんて真っ平きんぴらごぼうだぜーホーリーシーット!と、私は怒りの余り、近所のコンビニのレジ前で叫んでしまいそうになったくらいである。

そもそもアフガンで国際貢献して何か得られるのか?金か?名誉か?自己満足か?(国際貢献で何かを得るというのは薄汚い利権政治家の考えることで、
平和教育を受けた地球市民としては良くありませぬフンフン!と鼻息荒くして義憤する多くの方の意見は、私の中でには狂おしく間違っている。なぜなら、私が
傾倒する『マルダイハム理論』では、その反対のことの方が圧倒的に正しいからだ。詳しくは後で述べよう)

 

 

海峡地図
ンド洋に海上自衛隊を送るのは至極当然の行動である。というか、むしろ積極的に行うべきなのである。なぜなら、インド洋は石油等の戦略物資を運ぶ日本のタ
ンカーが通行する重要な海域であり、ここにタンカー護衛のために自国の艦艇を派遣するのは国益にかなっているからだ。インド洋からマラッカ海峡に連なる海
域では海賊が多数出没してており、周辺国が甚大な被害を被っている
この危険な海域に海上自衛隊の艦艇が常駐し、米軍と共同で後方支援を行っているということは、海賊への大きなプレッシャーとなっている。海賊から周辺海域
の治安を守り、世界各国のタンカーを安全に航行させ、さらに自国のタンカーも襲撃から守ることは、アフガンくんだりまで陸上自衛隊を送って被害者を出すよ
りも、よっぽど費用対効果の大きな国際貢献につながる。たとえ自衛艦が補給艦であり、攻撃能力を持たないとしても、友軍を守る責務のある米軍は自衛艦が攻撃されれば出て行かざるをえまい。こういうときこその日米安保条約の発動である。

 

ロイズ
う一つの利点だと思うのは、海賊パトロールを通じて主にヨーロッパ各国との関係をより強固に出来ることである。というのも、世界の海域を通行するタンカー
は車の自賠責や任意の保険と同じく、遭難事故や襲撃事件などの不慮の事柄に備えて、なんらかの事故保険に入っているものであり、それらのメジャーな企業の
多くがヨーロッパの大手保険会社(例:ロイズ保険組合
である。知ってのとおり、保険会社が利益を得るのは被保険者が無事である限りであり、もしタンカーが頻繁に海賊に襲われるようなことがあれば、保険会社は
その度に高額な保険金を支払わなければならなくなる。事故や襲撃が頻繁にあると、当然保険加入金も高くなり、タンカーを所有する会社の負担する金額もバカ
にならなくなる。

 

だが現在のように日本が給油のためとはいえ、艦艇を派遣してインド洋で遊弋しているということは、海上自衛隊の補給活動
辺で活動する海賊にとっては大きなプレッシャーとなり、活動を自粛せざるを得なくなる。先ほども述べたが、自衛艦自体は補給艦だが、そのバックにいる艦艇
はバリバリの米国戦闘艦がついている。下手に動けば撃沈させられてしまうことは目に見えている。こうして海賊の活動が下火になり、周辺海域をタンカーが安
全に航行できるようになると、航行するタンカーはもちろんのこと、保険会社にとっても大きな利益となる。

こうしてヨーロッパ系の保険会社の主な出資者である金持ち層の心象を良くしておけば、彼ら富裕支配層の持つ政財界への強い影響力を考えて、先進ヨー
ロッパ諸国と日本との今後のより良い関係が望めるというものである。外交など国際発信力の弱い日本からすれば、情報発信力が優れ、金融・技術産業と未だに
世界の先進的地位にあるヨーロッパ各国との連携は決して損ではあるまい。まあ金持ちとは仲良くしておけや、ということなのである。

ジャパンの補給艦がまったりと停泊しているだけで、インド洋はめでたく平和の海となり、日本もハッピー、アメリカもハッピー、東南アジアの国々も
ハッピー、ついでにヨーロッパの保険会社もハッピハッピー!と空前絶後の国際貢献が見事完成するのだ。こっちの方がアフガンよりも数倍得ではないか?

 

イージス艦さらにいえば、日本が独自で戦闘力の高いイージス艦を海賊が多数出没する地域に派遣して海域の安全を守るようなことになれば、海軍力の弱い東南アジア諸国などは大助かりなのではないか。これまで海賊多発地域のマラッカ海峡のみならず、中国海軍が進出してきて好き放題(1970年代後半に、中国人民解放軍が海底油田が眠っているとされる南沙諸島の領有化を一方的に宣言)やっている南シナ海あたりでは、ベトナムインドネシアが喜んで日本と協力関係を結んでくれる可能性もなかなかに高そうだ。何度も繰り返すが、なんといっても我が自衛隊には世界最強の米国第7艦隊がバックにいるのである。その自衛隊が東南アジア諸国の要請で、周辺海域を定期的に平和的にパトロールするようになれば、いくらアジアのジャイアン中国といえども、これ以上勝手なことはできまい。仮に何かすごんできても、

 

竹内力

 

「中国はん、あんまり調子に乗りなや」

 

 

と、必要以上に濃厚な竹内力節でグワッと睨みつけてやればいいのである。それでも相変わらず何かいらんことをやってきよったら、星条旗の代紋をみせつけて

「あんさん、ワシの後ろに誰がおるんか分かってやってんのやろな」

とでも言ってやれば、話は一件落着なのである。中国はん、ひたすら平身低頭の巻なのである。日頃の高額なショバ代がこういう時に効くのである。

 

「まあまあ話せば分かる」とか「何事も話し合いで穏便に」というのは日本人の専売特許だと思うが、そんなに聞き分けの良い国は地球上に存在しない。
みんな自国の生存のために躍起になっているのであり、隙あらば他国の権益を少しでも侵してやろうと、虎視眈々とチャンスをうかがっているものだ。といって
も、みんな別に世界を侵略してやろうというわけではない。ただ単に自国が強くなればいい、他国に犯されなくなってほしい、というマルダイハム理論(注1)で動いているだけなのである。このマルダイハム理論の要諦は

「わんぱくなパワー、根性のあるパワーが世界を制す」

である。なんだかんだいっても政治はゲーム。特に国際政治は大国の思惑が露骨にぶつかり合うパワーゲームなのだ。パワーの前に倫理や道徳など無い。
もちろん「正義」や「理想」は非常に大事で、特に男はそれを常に胸の中に大事にしまっておかなければハードボイルドを語る資格はないとゴルゴ的に常々思う
のだが、それはあくまで「心もち」であって、決してそれを手段としてしまってならない。ゲームの勝ち方はクレバーに。時に汚く、時に悪賢く、が常道であ
る。

「インディ・ジョーンズ5/最後の冷戦」の舞台である東アジアでは一方の主人公、中華人民共和主義帝国がいよいよその最後の総仕上げとして五輪開催
を世界に迫ってきた。これまで順調に国力・軍事力を伸ばしてきた帝国だったが、映画の内容も終盤にさしかかり、最後の最後にどんでん返しがあるのは自明の
理であろう。これまでに起こった数々の事件である反日暴動、毒ギョーザ事件、ネズミの頭混入事件(これに関して言えば、今年の干支を祝福したものという声
も少なからずあるが)、今回のチベット暴動などはその序章にしかすぎないといえる。いったいこれからどうなるのというか?もう一方の主役の一人である日本
は、果たして無事にエンドクレジットに名前を載せることができるのか?これからの登場各国の活躍にめちゃ期待したい。

 

 

注1)マルダイハム理論

マルダ=イハム首席研究員
メリカ海軍大学の戦略思想研究家 マルダ=イハム氏が1970年に提唱した総合戦略理論。「わんぱくでもいい。たくましく育ってくれればそれでいい」とい
うのがこの理論の要諦である。その先鋭的で包括的な戦略思想は当時の戦略思想界、政治学界に大きな反響を呼び、ベトナム戦争で荒廃した当時のアメリカのボ
ンレスハム復興政策に採用された。その後、長らくアメリカの国家基本戦略となった。

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