年経た狼神のかわいさのギャップが魅力?「狼と香辛料」アフレココメント

 ’08
年1月に放送を開始するTVアニメ「狼と香辛料」のアフレコ収録がいよいよスタートした。本作は、支倉凍砂著作、文倉十がイラストを手がけるライトノベル
作品(電撃文庫刊)。見た目は年若い美少女だが、実は年経た賢狼の化身であるホロ、そしてまだ若いが才覚ある行商人であるロレンスの、軽妙な会話と駆け引
きが魅力。物語の幹になっているのが練りこまれた“経済”と“通商”の要素であるという異色さでも注目を集めている作品だ。今回は収録現場で、ホロ役の小
清水亜美、ロレンス役の福山潤、ノーラ役の中原麻衣、監督の高橋丈夫、脚本の荒川稔久、そして原作者の2人が語った内容を紹介しよう。

小清水亜美(ホロ役)
「ホロはとても長く生きている狼で、麦の化身でもある豊作の神です。麦から麦へ、人の姿で逃げたりしています。彼女の魅力は本心がなかなか見えないところ
で、そのなかに本音が覗くギャップ、かわいさが魅力です。ホロは長く生きてるので、21歳の私がやれるかが不安で、うまく話せないときは滑舌の悪さにイラ
イラしたりします。アフレコは自分との戦いで、ホロとの戦い。自分がどれだけ、ホロに成長させてもらえるかにも期待してます。スパイスの効いたあきない
(商い)味付けですので期待してください」

福山潤(ロレンス役)
「ロレンスは25歳の行商人で、ひとり旅に寂しさを覚えていた最中にホロに出会います。老成しているようですが、ホロのてのひらで転がされながら頑張る、
若さもある青年です。作品としては会話で物語が進むんですが、ホロと出会ってからはずっと難しいことをしゃべってます。ロレンスは僕の演じるキャラとして
は地に足がついている感じなんですが、楽しさと難しさをかみしめながらやっていて、1回失敗すると本当に悔しくて、一生懸命初心に帰ってやっています。パ
ワーのあるおもしろい作品なので、プレッシャーを感じています。人との会話の楽しさ、お金を稼ぐたいへんさを感じてもらえれば」

中原麻衣(ノーラ役)
「ノーラという女の子は羊飼いで、ひじょうに高い能力をもっています。その能力をどうにかロレンスにアピールして、いっしょに旅ができればいいなって感じ
です。優しくて純粋な子ですが、その辺をはずして考えると、こういう力ありますけどどうですか! て感じです。ノーラの出番はしばらくあとですが、ロレン
スとホロがきっと場を温めてくれると思いますので(笑)(福山「前座か!」)」、のっかって行きたいと思います。最後まで楽しんでください」

高橋丈夫(監督)
「会話が中心の作品で長台詞も多いので、とにかく声優さんに頑張ってもらっています。原作のおもしろさは会話の妙なんですが、映像作品として考えて、毎回30分もたせるのに四苦八苦しています。今のジャンルに収まらない作品だと思うので、楽しんでください」

荒川稔久(脚本)
「書くほうはつらいが演じるほうはもっとつらい作品だと思います。アニメで30分でシナリオ化して、どこまでわかってもらえるかが未知の世界。台詞への起
こし方に苦労していますが、耳に届きやすく、一定のリズムが感じられるように心がけています。あとは声優さんにおすがりする感じです」

支倉凍砂(原作)
「小説を書く作業とはまったく違うので驚きました。違うジャンルのプロの演技が見られてよかったです。小説でも気をつかったホロのしっぽと耳の動きも再現されているので注目してください」

文倉十(原作イラスト)
「いまだに信じられないです。もっと見栄えのする衣装にしておけばよかったかな、と思ってます(笑)。新しい印象の作品になっているので、楽しみにしてください」

 ホロとロレンス、2人の会話と、その行間の感情を中心に見せるタイプの作品だけに、スタッフにも演じる声優にも、独特の苦労とやりがいがあるようだった。TVアニメ「狼と香辛料」は’08年1月、チバテレビ他U局ネットで放送予定だ。

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